合説の装飾物作成:情報とデザインのコツ

合説ブース装飾マトリックス

合説の装飾物作成:情報とデザインのコツ

前回引き続きの記事です。

前回⇒企業合同説明会ののぼり旗のメインタイトルどうする?

 

次に悩むのは、メインタイトルに続いてどんな情報を入れるかという点です。ここでは、3つのポイントを意識することで、要点を押さえた効果的な販促物を作成することができます。これらのポイントに従うことで、より一貫性のある、魅力的なデザインを実現し、ターゲットである学生に強い印象を与えることができます。

目次
3つのポイントを意識すること
デザインの次に直面する課題
終わりに

3つのポイントを意識する

1. メインの情報を補足する

まず、メインタイトルを補足する情報を提供することが重要です。のぼり旗やタペストリーにメインタイトルを掲載することで、学生はその情報に興味を持ち、さらに詳しい情報を知りたいと思うでしょう。例えば、会社が掲げる理念を伝える際には、その理念がなぜ重要であるのか、その背景や意図を補足説明することが効果的です。この補足説明があることで、学生は会社の価値観や方向性について理解を深め、興味を持ちやすくなります。具体的な事例や、理念に基づいた活動などを紹介することで、さらに説得力を持たせることができます。

2. 学生の不安を取り除く

次に、学生が抱く不安を取り除くことが大切です。合説の場では、多くの学生が不安を感じています。そのため、学生が安心して応募を検討できるような情報を提供することが求められます。例えば、入社後に一緒に働く社員の写真や、職場の雰囲気が分かる画像をパンフレットに掲載することが効果的です。こうしたビジュアル情報は、学生に実際の働く環境をイメージさせやすくし、入社後の自分を想像させる手助けになります。また、具体的な社内イベントや研修制度についても触れることで、学生に安心感を与えることができます。

3. お問い合わせ先や地図を掲載する

さらに、学生が企業に興味を持った際に、どのような行動を取るべきかを明確にするための情報を提供することも欠かせません。問い合わせ先や会社の所在地の地図をパンフレットに掲載することで、学生が迷わずに企業と連絡を取ったり、訪問したりできるようにしましょう。これらの情報は、企業に対するアクセスを容易にし、スムーズなコミュニケーションの流れを作ります。また、来社時に役立つ一言を添えることで、学生に親しみやすさを感じさせ、さらに好印象を与えることができます。

パンフレット以外の販促物への応用

これらの3つの要素は、パンフレットだけでなく、タペストリーやテーブルクロスなど、他の販促物にも適用することができます。これにより、企業のメッセージやブランドイメージが一貫して伝わり、学生に対して強い印象を与えることができます。販促物を一貫してデザインすることで、企業のプロフェッショナルなイメージを強調し、学生に対して信頼感を与えることができます。

合説タペストリー

デザインの次に直面する課題

メインタイトルやその補足情報が決まった後に直面する次の課題は、「どのような雰囲気にするか」という点です。この段階では、ターゲットとする学生層や商品、用途に合わせてデザインを決定することが重要です。単に「なんとなく」で決めてしまうと、デザインの効果が大きく下がる恐れがあります。ここでの決定は、全体の印象に大きな影響を与えるため、慎重に行う必要があります。

雰囲気の決定方法

もしイメージがつかめない場合は、ターゲットとなる学生層がどの位置にあるのかを考え、それに合った雰囲気を探るために、画像を参考にするのが良いでしょう。また、どうしても雰囲気のイメージが湧かない場合は、「高級感 デザイン」などのキーワードでインターネット検索を行い、近いイメージを探すのも一つの方法です。このような調査を行うことで、具体的なビジュアルイメージが頭に浮かびやすくなります。

合説ブース装飾デザインのマトリックス

色と書体の選択

イメージが決まれば、そのイメージを具体化する段階に進みます。この時に悩むのが「色と書体」です。色や書体はデザインの中でも目を惹く重要な要素であり、これを「何となく」で決めてしまうと、せっかくのデザインの効果が薄れてしまいます。ターゲット層や商品の特徴、用途に合わせて慎重に選びましょう。選ばれた色や書体は、企業のイメージを強く反映するため、その決定は慎重に行うべきです。

色と書体の重要性

色や書体の選択は、企業のイメージとターゲットとする学生の好みを掛け合わせて決定することがポイントです。例えば、ピンクの文字で「かわいい」と書かれていると、その文字を見るだけで「かわいい」という印象が強く伝わってきます。このように、色や書体が持つ力を最大限に活用して、効果的な販促物を作り上げることが重要です。正しい選択を行うことで、学生に対して企業のブランドメッセージが強く響くデザインが完成します。

合説ブース装飾デザインのマトリックス 合説ブース装飾デザインのマトリックス

終わりに

以上のように、メインタイトルからデザイン、色、書体までの一連のプロセスを慎重に進めることで、ターゲットに響く販促物が完成します。これらのステップを踏むことで、学生に対して企業の魅力を最大限に伝えることができ、成功につながる販促活動を実現することができます。

 

ご不明な点、ご相談はお気軽に

ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にご連絡ください。皆様の合同説明会が成功するよう、全力でサポートいたします。エンドラインは、長年の経験と実績をもとに、お客様のニーズに合わせた最適な提案を行います。ぜひ一度、私たちにご相談いただければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

■合説ブース装飾資料3点セットは下記よりダウンロードできます。

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