2024年11月6日 マイナビ就職フェア出展ガイド:メリット・デメリットから成功のポイントまで徹底解説
マイナビに出展したいけど、具体的なイメージがわかず何から始めたらいいかわからない採用人事担当の方必見!マイナビへの出展は、求職者との接点を持ち、企業のブランドを強化するための絶好の機会です。そこで本記事では、出展する前に知っておきたい8つの項目について詳しく解説していきます。
目次
1.マイナビの就職フェアとは
2.マイナビ就職フェアに出展する際に気を付けること
3.出展するメリット
4.デメリット
5.どの年齢層が多いの?
6.出展する際のブースのサイズ感
7.出展の際にかかる費用
8.どんな装飾がいいの?
9.まとめ
1.マイナビ就職フェアとは
マイナビフェアは、日本全国で開催される大規模な就職イベントです。求職者が多く集まり、企業は自社の魅力をアピールする場となります。このフェアは年に数回開催されており、以下のような特徴があります。
・多様な業種の参加: 大企業から中小企業まで、さまざまな業種が参加し、幅広い職種が一挙に集まるため、同業者だけでなく異業者間での交流も盛ん。
・対面でのコミュニケーション: 求職者との直接対話ができ、即時のフィードバックが得られる。
・ブランド露出の機会: 企業ブースを通じて、自社の魅力や文化を広くアピールできる。その際にブース装飾が求職者の目を引く大きな役割を担います。
2.マイナビに出展する際に気を付けること
2-1.出展する場所のサイズ感の把握
マイナビに出展する際に、場所が変わることがあるのでそれに伴ってサイズ感が異なるため、装飾がうまく使えなくなる可能性があるため事前に調べておく必要があります。
2-2.ターゲット人材の設定
より多くの人に来てもらえるように、予めマイナビの出展ページの欄に会社のイメージや求める人材など載せておく必要があります。また、参加者はほかの企業とも比較したいはずなので、長々と説明するのではなく端的に魅力を伝えるように心がけましょう。
2-3.次回以降のスケジュールの告知
フェアが終わった後にどのようなスケジュールで面接まで進んでいくのかなど、全体の流れを共有しておく必要があります。時間の経過とともに興味関心が薄れていくので、可能な限り対面で話しているときに次回の予定まで決めておくと便利です。
3.出展するメリット
3-1.競合他社の把握
当然、出展した会場には似たような事業を行っている他社も出展していることが数多くあります。それは、その他社よりも自社の魅力をうまくブースなどでアピールすることができれば、他社に流れそうだった人材を自社に呼び寄せることができます。また、業界内での自社の位置を見極める手助けにもなります。
3-2.対面での説明による気づき
求職者側は、その企業のことについて知れるツールがネットしかなく、もっと具体的な話を聞きたいのにわからないことが数多くあります。そこで、フェアなどに自分の興味ある企業が出展していたら参加することになります。また企業側は、説明していくにあたってこの項目もうちょっと具体的に書いておこうなど、直に求職者からの声を聞けるため企業のサイトの質の向上にもつながります。説明会で求める人材に出会ったときに、その場でスカウトでき次の段階に進むことができるのも魅力です。
3-3.多様な求職者との出会い
フェアに参加していて、装飾などで会社のイメージを前面に出すなど求職者の目を引く工夫がされていたら、普段はその業種に興味のない人でも話を聞きに行く可能性が高まり、ネット上では拾うことのできない求職者に対してアピールすることができる。
4.デメリット
4-1.コストがかかる
ブース出展する際に莫大な費用がかかる。また、ブースのサイズによって料金も変わってくるため中小企業と大企業のブースに関してかなりの差が生じてしまう。
(対策)費用面は変えることができないなら、装飾でほかの会社との差をつけて求職者の目を引くような作りにする。
4-2.求める人材との不一致
このようなフェアには、数多くの参加者が集まりますがその中に必ずしも企業側が求める人材がいるとは限りません。そのためなかなか見つけることができない可能性もあります。
(対策)フェア出展する前に、自社のホームページや出展先のホームページに自社の魅力が伝わる紹介文を書いたりして一致する人材を探せるようにする。
4-3.時間の制約
ブースに来てくれた求職者も一社だけの話を聞きに来ているだけでないため、一人に対してある程度の適した時間内で自社の魅力を伝える必要があります。そのためプレゼンテーション能力も問われます。
(対策)興味を持ってくれた求職者には、後で連絡が取れるような形を取り、メッセージか面談で再び話し合える環境を整える必要がある。
5.実際どんな年齢層が多いの?
フェアに参加する求職者の年齢は20代から30代が多いとされています。そのため、若くてフレッシュな人材を採用したい企業にとっては絶好の機会の場でもあります。
6.出展する際のブースのサイズ感
一般ブース(1ブース)
パネル(背面)横: 2,400mm、縦: 2,100mm
パネル(側面)横: 1,800mm、縦; 2,100mm
料金:一日30〜65万円
大型ブース(2ブース)
パネル(背面)横: 4,800mm、縦: 2,100mm
パネル(側面)横: 1,800mm、縦: 2,100mm
料金:一日70〜130万円
※料金は開催規模、エリアにより料金が異なるため注意が必要。
事前に問い合わせする必要有り。
7.出展の際にかかる費用
7-1.ブース出展に関する費用
上記に示しています。
7-2.ブース設置費用
ブースのデザインや装飾にかかる費用。DIYで済ませる場合もあれば、業者に依頼する場合もあるため、数万円から数十万円が必要です。
7-3.人件費
出展するためのスタッフの人件費。参加者の人数や期間によって異なりますが、スタッフの給与や交通費、宿泊費などを考慮する必要があります。
7-4.プロモーション費用
チラシやパンフレット、ノベルティなどの作成費用。求職者に配布する資料や商品を用意するためのコストです。
8.どんな装飾がいいの?
8-1.ブースの視覚的インパクト
・目を引くデザイン: カラフルで魅力的な色使いや、独自のロゴやスローガンを目立たせたデザインが重要です。
・大きなバナーやポスター: ブランド名や企業の特長を強調する大きなバナーを用意すると、遠くからでも目を引きます。
8-2.デザインの統一感
・色合いやフォント: 企業のCI(コーポレートアイデンティティ)に合った色やフォントを使用することで、ブランドの一貫性を保ちます。
・ロゴの配置: ロゴを目立つ位置に配置し、企業のアイデンティティを強調します。
8‐3.インタラクティブな要素
・デモンストレーションエリア: 商品やサービスの実演を行うスペースを設けることで、来場者の興味を引きつけます。
・タッチパネルやQRコード: 情報提供のためにタッチパネルやQRコードを設置し、来場者が自分のペースで情報を取得できるようにします。
8-4.配布物の準備
・パンフレットやリーフレット: 企業の情報をまとめた印刷物を配布し、興味を持った来場者に持ち帰ってもらえるようにします。
・ノベルティグッズ: ブランドを印象づけるためのノベルティ(ボールペン、メモ帳、エコバッグなど)を用意します。
9.まとめ
今回はマイナビに出展する際に気を付ける部分から、実際に何を準備したらいいのかまで幅広い項目にわたって解説してきました。また、メリット・デメリットについても記載しておりますので、ぜひ一度は目を通していただきたいと思っています。本記事はこのような悩みを持つ、すこしでも多くの採用担当の人事の方にぜひ読んでいただき、フェアに向けてよりよい準備ができる手助けになれると嬉しいです。