合同説明会ブース出展までの流れ

合同説明会ブース出展までの流れ

合同説明会の出展準備を目的設定からブース装飾、告知活動まで徹底解説。効果的な採用活動のポイントや学生の注目を集めるための具体的な方法を紹介します。初めての出展でも安心のガイドです!

合同説明会は、企業が学生に採用情報を提供し、自社をアピールする重要な場です。本記事では、出展前の目的設定やイベント選定から、出展決定後の準備(コンテンツ作成・ブース装飾)までの流れを解説します。また、当日に向けた担当者のトレーニングやSNS・メールを活用した告知活動のポイントも紹介。計画的に準備を進めることで、採用活動の成功につなげることができます。

合説イメージ画像

目次

1.合同説明会とは

2.準備段階

3.出展決定後の準備

4.直前の準備

1.合同説明会とは

1.1. 合同説明会の概要

 合同説明会は、企業が集まり、就職活動中の学生や求職者に会社情報や採用情報を提供するイベントです。参加者は各企業ブースで説明を受け、複数の企業を比較して自分に合った職場を見つける機会となります。企業にとっても自社を広くアピールできる場と言えます。

 合同説明会は規模や目的によっていくつかの種類に分類できます。自社の採用目的や採用形態に即した合同説明会に出展することが、採用活動成功の鍵になるでしょう。

1.2. 合同説明会の種類

 まず、合同説明会はその規模ごとに以下のように分類できます。

⑴大規模合同説明会

  • 参加企業数:50社以上

  • 参加学生数:数百から数千人

  • 特徴:多様な業界の企業が参加し、学生に幅広い選択肢を提供する

⑵中規模合同説明会

  • 参加企業数:15社程度

  • 参加学生数:80〜100人程度

  • 特徴:ある程度絞られた業界や職種の企業が参加することが多い

⑶小規模合同説明会

  • 参加企業数:5〜6社程度

  • 参加学生数:30人程度

  • 特徴:特定の業界や職種に特化していることが多く、より密接な交流が可能

⑷オンライン合同説明会

  • 参加企業数:規模によって様々

  • 参加学生数:オンラインで全国どこからでも参加可能なため、対面イベントに比べはるかに多くの学生が参加可能

  • 特徴:多くの学生に気軽に参加してもらえるが、対面でないため学生の温度感が伝わりにくい

 更にそれぞれの説明会は目的ごとに以下のように分類されます。

⑴業界特化型

  • 目的:特定の業界(IT、金融、製造業など)に興味のある学生と企業のマッチング

  • 特徴:業界の特性に合わせた説明や質疑応答が可能

⑵職種特化型

  • 目的:特定の職種(エンジニア、営業、研究職など)に興味のある学生と企業のマッチング

  • 特徴:職種に特化した詳細な説明や質問が可能

⑶地域特化型

  • 目的:特定の地域の企業と学生のマッチング

  • 特徴:地元企業のアピールや、UIターン就職希望者向けの情報提供

⑷ベンチャー企業特化型

  • 目的:成長中の企業と挑戦志向の学生のマッチング

  • 特徴:企業の成長性や将来性、独自の企業文化などをアピール

⑸大学主催型

  • 目的:大学と連携企業のマッチング促進

  • 特徴:大学の特色に合わせた企業が参加し、学生にとってより身近な就職先の発見が可能

2.準備段階で行うこと

2.1. 目的の設定

上述のように合同説明会は目的や規模ごとに多くの種類に分類できます。そのため、自社の特徴と採用活動する上での目的をしっかりと定め、出展するのに適切な合同説明会を選定する必要があります。小さな企業が大規模合説に参加しても、学生達は大手企業ばかりに注目してしまうため、出展する意義は消えてしまうでしょう。社内や採用部署内で自社の特性と採用目的をもう一度洗い直しましょう。

2.2. イベント選定と申し込み

 社内において、自社の特徴の確認と採用目的の洗い出しができたら、それに沿った合同説明会を選びましょう。後は費用と予算を比較して、申し込むだけです。

 

 合同説明会を開催している主な企業や団体は以下のようなものがあります。大手就職情報サイトだけでなく、大学や専門学校も合説を主催しています。

  1. 大手就職情報サイト

    • リクナビ(リクルート)

    • マイナビ

    • doda(パーソルキャリア)

  2. 人材紹介会社

    • エン・ジャパン

    • パソナキャリア

    • JAC Recruitment

  3. 大学・教育機関

    • 各大学のキャリアセンター

    • 専門学校

  4. 業界特化型の就職支援会社

    • キャリタス(ディスコ)

    • アカリク(理系学生向け)

  5. オンラインプラットフォーム

    • Wantedly

    • ビズリーチ・キャンパス

3.出展決定後の準備

3.1.社内体制構築

出展に直接携わるプロジェクトチームを編成し、役割分担を行いましょう。

3.2.出展に際する目標設定

出展を行う上で、何人の学生とコンタクトをとるか、パンフレットを何部配布するかといった具体的な目標を策定しておきましょう。

3.3.説明会コンテンツの準備

⑴プレゼンテーション資料の作成

会社概要、事業内容、求める人物像など、学生に伝えたいことをまとめましょう。

⑵パンフレットやチラシの製作

どれだけ印象に残るプレゼンテーションを行っても、複数の企業が出展する合同説明会を回るうちにその記憶は薄れていきます。学生に思い出されるような配布物を作成し、印刷の手配を行いましょう。

⑶ノベルティグッズの準備

学生の印象に残る独自性のあるノベルティグッズは、採用活動において効果的です。適宜取り入れ、他社と差別化を行って行きましょう。

3.4.ブースデザインの決定

⑴予算の確認

ブースのデザインにどれだけのお金がかけれるのか、予算を確認しましょう。

⑵大まかなレイアウトの決定

次に大体のレイアウトのイメージを考えます。レイアウトと一口に言っても会社の特性や出展の目的によりデザインは様々です。まずは、他社の多くの事例に目を通し、自社のイメージと近いものを探しましょう。私たちエンドラインには230を超える合説ブースの装飾事例があります。ぜひ目を通して装飾のイメージの足がかりにしてみてください!

 

こちらのリンクから弊社の事例をご覧いただけます!

https://www.saiyoubooth.com/works/

⑶具体的な装飾アイテムの選定

次に具体的にどのような装飾物を用いて、ブースを作っていくか考えてみましょう。ブースの立地を考慮し、来場者の動線を意識しながらレイアウトを考えるのがポイントです!

ブースの装飾物として以下のようなものが挙げられます。(写真は全て当社が作成したものになります)

・タペストリー

タペストリー参考画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

企業の特徴やメッセージを伝える視覚的な装飾品。ブース内外の壁面やスペースを活用して、目を引くデザインで学生の興味を引き付ける。

 

・椅子カバー

イスカバー参考画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブース内の椅子に取り付けるカバーで、企業ロゴやスローガンを入れることができる。統一感を出し、ブース全体のブランドイメージを向上させる。

・Xバナー

Xバナー参考画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタンドが「X」型をしているのが特徴。主に屋内イベントやプロモーションで使用され、低コストで効果的な広告を展開できる。

この3種類は装飾アイテムのほんの一部にすぎません!ぜひ、先ほどの弊社の事例を参考にイメージを練ってみてください!弊社ではこのイメージを練る段階からサポートしております!

 

ちなみに弊社は3種類の、ブースを出展するのに十分なセットプランをご提供しております!

 

こちらのリンクからぜひチェックしてみてください!

https://www.saiyoubooth.com/

 

⑷装飾会社への依頼

装飾のイメージが決まったら、装飾会社に依頼しましょう!

 

多くの装飾会社の中から、一つの会社を選ぶのは難しいと思います。ここで弊社の、お客様との合説ブース装飾決定までの流れをご紹介いたします!依頼する装飾会社選びにご活用ください。

合説ブース装飾制作の流れ

 

我々はお客様のご予算やイメージをお聞きし、ズームにて丁寧に打ち合わせさせていただきます。しっかりとズームでお話するのでお客様のイメージ通りのデザインを提案させていただいております!さらに、イメージがなかなか固まらない、何をすればいいのか分からない、といったようなお悩みにもご対応しております。ぜひご検討ください!

4.直前準備

4.1.担当者向けトレーニング

合同説明会はいかに学生に自社の魅力を伝えられるかが成功の鍵です。そのため、担当者には説明内容の理解とプレゼンスキルが求められます。そのため、担当者のトレーニングを事前に行っておくことは必要不可欠です。

 

4.2.告知活動

合同説明会を行う上で就職活動生に告知活動を行うことは必須です。

告知する手段としては以下のようなものが考えられます。

 

・就職情報サイトへの掲載

マイナビやリクナビを始めとした就活情報サイトに登録することで多くの学生に自社の情報を届けることができます。数十万円以上の料金がかかりますが大きな効果が期待できます。

・大学経由での告知

大学内でのガイダンスやキャリア支援窓口を通じて告知を行います。

・SNSによる告知

学生の多くが利用しているInstagramやTwitter、TikTokを活用して告知を行います。

・メールでの告知

マイページ登録や仮エントリーを行う中で、メールアドレス登録をしてくれた学生に告知を行います。

 

4.3.直前のリマインド

一週間前になったら各種媒体を通じて、学生にリマインドのための連絡を行いましょう!

5. まとめ

 長くなりましたがここまで読んでくださりありがとうございます!合同説明会出展までの一連の流れは理解していただいたでしょうか?

 合同説明会への出展は、単なる採用活動の一環ではなく、企業が学生と直接つながり、未来の仲間と出会う貴重な機会です。準備段階から一つ一つ丁寧に取り組むことで、自社の魅力を最大限に伝え、理想の人材と出会う可能性を広げられます。企業と学生が互いに理解し合い、成長を共に目指せる関係を築くためにも、計画的で工夫を凝らしたアプローチを大切にしましょう。その先には、双方にとって実りある未来が待っています。この記事を読んでくださった皆様の採用活動が素晴らしいものになることを願っております。