成功する合説ブース装飾ノウハウ：第1回「残念！あなたの会社は知られていません！」

2019年7月23日成功する合説ブース装飾ノウハウ：第1回「残念！あなたの会社は知られていません！」

Posted at2019年7月23日h 採用戦略 by lysithea

今年は合説ブースのお仕事が昨年に比べて2倍以上に増加しています。ご注文をいただいた皆様に心から感謝申し上げます。私たちは、せっかくブースを装飾するのであれば、クライアントの皆様が採用活動で成功することを強く願っています。

そこで今回は、当社が考える「合説ブースが成功するための3つの秘訣」を3回にわたってお伝えいたします。ぜひご参考にしてください。

合説では年間を通じて、リクナビやマイナビなどを中心に数多くのイベントが開催されています。日本全国で見ると、小規模なものも含めて、数千から数万の合説が行われています。これほど多くの合説が開催される中で、学生の目に留まるのは非常に難しい状況です。

おそらく、御社のことを学生が知っているかというと、ほとんど知られていないのが現実ではないでしょうか。トヨタや任天堂のような大企業なら話は別ですが、大半の企業は学生に知られていない可能性が高いです。特に中小企業やBtoB企業であれば、なおさらです。

このように、学生に知られていない会社は、就活の対象にすらならないということを認識しておくことが重要です。しかし、これには解決策がありますので、ご安心ください。

合説ブースで自社をアピールする際、やってはいけないことがあります。それは、学生が理解できない言葉を使うことです。

例えば、以下のような専門用語やビジネス用語が並んでいると、学生は困惑します。

これらの言葉は、ビジネスマンなら理解できるかもしれませんが、学生にとっては「？」が浮かぶことが多いでしょう。合説ブースを通り過ぎる学生に伝わるメッセージは、シンプルで分かりやすい言葉であることが大切です。

学生に分かりやすく自社を伝えるためには、次の2種類の方法で「何屋」かを定義することが効果的です。

1つ目は、業界や業種を明確に伝える方法です。たとえば、ラーメン屋、建設業、IT企業など、シンプルに説明することです。当社の場合であれば「のぼり屋」や「ディスプレイ業」といった具合に名乗っています。これは多くの企業が行っている方法です。

2つ目は、仕事を通じて社会や顧客にどのような価値を提供しているかを簡潔に説明することです。これにより、学生が企業の存在意義を理解しやすくなります。

たとえば、ラーメン屋なら「一杯のラーメンで社会を笑顔にする笑顔クリエイト企業」と表現したり、建設業なら「高い技術で街を守る安全パトロール企業」といった具合です。

当社で言えば、「のぼり旗やディスプレイで集客支援を行い、人と人をつなげ、街に元気を届ける企業」というように定義しています。このような価値を伝えるキャッチコピーを掲げることで、ブースの前を通る学生の目に留まります。

人がのぼり旗やPOPを見て情報を認識する時間はわずか0.3秒程度だと言われています。つまり、簡潔かつインパクトのあるメッセージでなければ、学生に届くことは難しいのです。具体的には15文字程度で何屋かを伝え、興味を引きつける必要があります。

合説ブースで成功するためには、まず自社が何をしているかを明確に伝えることが不可欠です。そして、そのメッセージは学生に理解しやすい言葉でなければなりません。次回は成功する合説ブース装飾ノウハウ：第2回「就活戦線で御社に興味を持ってもらうための秘訣とは？」についてお話しします。

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