2017年8月28日 学生の就職活動に対する本音 その4
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【大学4年生 留学生男性】
僕は日本で日本企業を受けていた。
まず、本当に日本で就職活動をやってよかったと思う。
中国で就活という概念がなかったからいい体験になった。
日本で就職活動をやってみて思ったのは、やっぱり留学生を受け入れてくれる企業が多くはない。
福岡は留学生対象のイベントも少ない。
だから日本で就職したくてもそもそも情報も少ないし、受けることのできる企業も少ない。
また、SPIなどのテストは1問1問の制限時間があるから、留学生にとって少しスピードが速い。また適性検査はよく意味がわからない。この判断だけで良い人も落としてしまうことが理解できない。
面接やエントリーシートも必ず学生時代に頑張ったことを書かせる。これは本当に2年生後半から入ったゼミナールの活動があったから話すことができた。本当にゼミナールに入っていてよかったと思う。
中国では日本のように就職した企業に終身雇用するのではなく、みんな「いつかは起業してやろう」というような野望を持った方が日本に比べると多い。
また就職活動をする人数も日本とはけた違いである。
しかし、内定を勝ち取る学生はだいたい6割~7割。そのうち希望する職を勝ち取るのはだいたい2割~3割で、3割~4割の学生はフリーターとなるのだ。
このように日本と違った就活が繰り広げられているからこそ、みんなと一緒に日本で就活!って取り組むことができたことはよかった。