2019年2月18日 採用成功のカギは『誰と働くか』!価値観を共有する合説ブースの作り方
今回は「採用の達人」と題して、採用に対する私たちの考え方や、それをどのように合説ブースに活かすかについてお話ししたいと思います。
採用における変化
最近の採用においては、以前のように事業内容や条件で決まるのではなく、「誰と働くか?」が重視されるようになってきたと感じています。社員がメンタルの問題を抱えたり、痛ましい事件が起こったりする原因は、長時間労働だけではなく、人とのコミュニケーション不足も大きな要因だと私は考えています。
価値観の一致が重要
企業文化と社員の価値観がずれていると、どれだけ条件が良くても長く働き続けるのは難しいでしょう。そこで、私たちは**「価値観採用」の重要性を強調しています。つまり、どんな目標を追いかけるかよりも、「誰と働くか」が採用成功のカギだと思っています。
私たちが採用の際に気を付けているのは、「誰をバスに乗せるか」。これは、ビジネス書『ビジョナリー・カンパニー2』で紹介されている有名な考え方です。書籍の中で述べられているように、まずは適切な人材を選び、その後に目標や方向性を決めるのが、変化の時代においても成功する企業の条件だとされています。
誰と働くかが最優先
バスに乗る理由が「目的地が魅力的だから」ではなく、「一緒に乗っている人が素晴らしいから」だと、目的地が変わっても問題はありません。これは企業運営にも当てはまります。まずは、適切な人材が集まることが何よりも重要なのです。
適切な人が集まれば、動機づけや厳しい管理は不要です。適材適所に配置されれば、自然と各人がモチベーションを持ち、企業の目標に向かって自発的に動き始めるのです。逆に、どれだけ正しい方針や素晴らしいビジョンがあっても、不適切な人材ばかりでは企業の成功は難しいでしょう。
合説で「誰」が重要
この考え方を合説ブースにどう活かすかというと、まず大切なのは「誰と働くか」を重視する視点です。多くの企業説明会では、「一日のスケジュール」や「条件」「業界での実績」といった事柄が話されますが、それだけでは学生は「誰と働くのか」が分からないままです。
だからこそ、企業側は「企業」としてではなく、「個人」として話すことが重要です。私自身、合説の場では会社の業績や事業内容についてはあまり話さず、「自分の人生」や「家族」、「趣味」**について話すことが多いです。こうすることで、学生たちにも私の価値観が伝わり、彼らも心を開いてくれます。
合説ブースの装飾アイデア
この考え方を合説ブースのデザインに落とし込むなら、まずは「顔出しツール」を使うことをお勧めします。例えば、顔写真を使ったロールアップバナーやテーブルクロス、タペストリーなどが効果的です。顔が見えることで、学生に親近感を持ってもらえます。これは、心理学でよく言われる「ザイアンスの法則」、つまり人は何度も見たものに好感を抱くという原理です。
つまり、「誰と働くか」が重要な時代において、顔を出して自分を知ってもらい、自分が何者なのかを話すことが、良い採用につながるのです。
ぜひ、これらのアイデアを参考にして、皆さんの合説ブースでも活用してみてください。
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