2018年8月26日 『WHY』から始める採用戦略
採用難の時代が続く中で、合説ブースへの学生の集まりが減少しています。
多くの企業がブース装飾に力を入れているものの、学生を単独説明会や面接へと引き込むことが難しいと感じている企業が多いのではないでしょうか。
ブースでの対応を見ていると、人事担当者の多くが学生を逃さないように、「良い話」をしています。しかし、その「良い話」とは、主に「雇用条件」などの表面的な情報にとどまっているようです。多くのブースで話される内容は、「雇用条件」や「1日の流れ」といった、枝葉の話に終始している印象を受けます。
一方で、当社のブースには多くの学生が集まり、彼らの納得感も非常に高いです。
その理由は、私たちが「WHY」、すなわち「なぜ」を中心に話しているからです。
「なぜあなたは働くのか?」 「なぜ成長したいのか?」
こういった根本的な問いを投げかけ、それを軸に話を進めます。レジュメの半分以上は、この「WHY」に関する内容です。その後で、「WHY」と「自社のビジネス」を結びつける形で話を展開します。
『WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはどうやって人を動かすのか』という本を知っていますか?
この本は、サイモン・シネック(Simon Sinek)によって書かれた著書です。この本では、成功したリーダーや企業が共通して「WHY(なぜ)」を重視していることが述べられています。
サイモン・シネックは、まず「WHY(なぜ)」を明確にし、それに基づいて「HOW(どうやって)」と「WHAT(何を)」を決定するという「ゴールデンサークル」理論を提唱しています。シネックは、このアプローチがリーダーシップにおいて人々を動機づけ、感動させる力を持つと説いています。
単に「何を」するかだけでなく、「なぜそれをするのか」を明確にすることが、顧客や社員に深い共感と信頼を生み出し、結果的に成功につながると強調しています。
「WHY」から話すと、学生にとって話が腹落ちしやすくなります。
御社は「WHY」を学生に伝えていますか?
WHYとは企業理念であり、Missionであり、Vison、Valuesです。
会社の存在意義や社会にどう必要とされているのか?を語り続ける事です。
逆に、条件ばかりを話すと、どうしてもミスマッチが生じやすくなります。条件は時とともに変わるものですが、本質的な「WHY」は変わりません。だからこそ、社長様や人事担当者の皆様には、「WHY」を語り、「本当の採用」を実現していただきたいと願っています。そうすることで、2次面接や3次面接の質が大きく向上することでしょう。
当社の秘蔵レジュメを一部公開いたします。
もしご興味のある方は、ご連絡いただければ、PDFで全てをお送りいたします。
※2018年なので多少古いのでご了承くださいませ。
■合説ブース装飾資料3点セットは下記よりダウンロードできます。