2018年2月27日 企業合同説明会ののぼり旗のメインタイトルどうする?
ブース装飾品を作る際、のぼり旗等で悩まれる“メインタイトル”
メインタイトルは、ブース装飾において非常に重要な要素です。しかし、多くの方が「伝えたいこと」ではなく、「お客様が欲しがる情報」をタイトルに含めるべきであることを忘れがちです。今回は、効果的なメインタイトルの考え方についてご紹介します。
ポイントは「だから・・・」を意識すること
タイトルを考える際、「だから・・・」を意識することが重要です。お客様が知りたいのは、単なる会社名やスローガンではなく、それが「だから何なのか」という点です。例えば、ただ「エンドライン」と会社名を書くだけでは、お客様にとって有益な情報が伝わりません。以下に「だから・・・」を意識した具体例を示します。
具体的な例
-
-
「エンドラインだから、社長が直接お話しします。」
「エンドライン」という会社名を出すだけではなく、その先にある具体的な情報を提供することで、お客様の関心を引きます。社長が直接話をするという情報は、特別感を演出し、訪問者にとって魅力的なポイントになります。
-
「エンドラインだから、最新技術を体験できます。」
会社名だけでなく、そこで提供される具体的なメリットを示すことで、お客様にとって有益な情報が伝わります。最新技術を体験できるという内容は、来場者にとって価値ある情報となります。
-
「エンドラインだから、無料のコンサルティングが受けられます。」
具体的なサービス内容を示すことで、お客様にとってのメリットが明確になります。無料のコンサルティングは、潜在的なクライアントにとって魅力的なポイントです。合説ブースで目立つためには、ユニークでおもしろいのぼり旗のメインタイトルを考えることが効果的です。以下に、ユーモアや独自性を活かしたメインタイトルの事例をいくつかご紹介します。
-
「社長の秘密、こっそり教えます!」
興味を引く秘密感を出し、特別な情報が得られることを示します。
-
「未来のボスと話そう!」
-
ユーモアを交えながら、重要な人物と直接対話できることを強調します。
専門用語を避ける
メインタイトルには専門用語を使用するのは避けましょう。専門用語は特定の業界や分野に詳しい人には通じるかもしれませんが、一般のお客様には伝わりにくいです。シンプルでわかりやすい言葉を使うことで、より多くの人にメッセージを伝えることができます。例えば、「最先端のAI技術」といった専門用語よりも、「未来を感じるAI体験」といったわかりやすい表現を使う方が効果的です。
キャッチコピーのノウハウを活かす
キャッチコピーは短く、インパクトがあり、かつ記憶に残るものでなければなりません。キャッチコピー作成の際には以下のポイントを意識すると良いでしょう。
- 短く明快にする: 短い言葉で、伝えたいメッセージを簡潔に伝えます。
- 感情に訴える: 感情に訴える言葉を使うことで、読者の心を動かします。
- ユニークで差別化する: 他のブースとは違う、ユニークな表現を使うことで目立ちます。
例えば、「未来を創る技術、ここにあります。」といったキャッチコピーは、短く、未来志向で、感情に訴える言葉を使っています。
まとめ
メインタイトルは、ブース装飾においてお客様の目を引き、興味を持たせる重要な要素です。「伝えたいこと」ではなく「お客様が欲しがる情報」を含め、「だから・・・」を意識して具体的なメッセージを提供しましょう。専門用語を避け、シンプルでわかりやすいタイトルを心がけることで、より多くの人に効果的に情報を伝えることができます。
これらのポイントを押さえたメインタイトルを作成することで、合説ブースの魅力を最大限に引き出し、お客様の関心を引くことができるでしょう。また、キャッチコピーのノウハウを活かして、よりインパクトのあるタイトルを作成することで、さらに効果的なブース装飾が可能になります。
続きはこちら:企業合同説明会の装飾物作成:情報とデザインのコツ