2017年10月14日 【採用戦略vol1】成功する採用戦略の立て方:事業戦略の視点から
みなさん、新卒採用・中途採用はうまくいっていますか?
当社では合同説明会や採用ブースの装飾を主な業務としていますが、私たち自身も新卒採用や中途採用を行っています。そのため、合同説明会に出ている皆様の気持ちが痛いほどよく分かります。採用が難しい時代ですが、共に頑張りましょう。
さて、合同説明会のブース装飾は是非検討していただきたいのですが、その前に一つお聞きします。御社はしっかりとした採用戦略を立てていますか?
「とりあえず元気な人がほしい」 「素直な学生がほしい」 「明るくて雰囲気の良い人がいい」
などと漠然とした採用戦略になっていませんか?それでは良い人材を採用するのは難しいでしょうし、ミスマッチも起こりやすいです。
⽬次
採用戦略とは?
採用戦略の具体例
採用戦略のポイント
ターゲット選定の切り口
3つの切り口を掛け合わせる
まとめ
採用戦略とは?
「採用戦略」は「事業戦略」と同じ考え方が必要です。事業戦略は
- 誰に:ターゲット
- どこで:地域
- どうやって:手法
- 何を:商品、価値そのもの
といった要素で構成されています。
例えば、当社の場合、合説ブース装飾のお客様に営業するために
- 新卒採用を行う企業
- 全国対応
- WEB集客と電話での打ち合わせ
- 採用ブース装飾ツールを通じて学生の目を引くブース作り
といった戦略を立てています。
採用戦略の具体例
御社は採用戦略で上記のようなことを考えていますか?
- どのような学生・求職者がほしいのか?
- どこの地域の学生・求職者なのか?
- どうやって告知するのか?リクナビ?マイナビ?
- 御社で働く価値は何か?
これらをしっかりと定義することで、採用のミスマッチを防ぎ、効率的な採用活動を行うことができます。
採用戦略のポイント
ターゲットの明確化
まず、どのような人材が必要かを明確にします。企業の文化や業務内容に合った人物像を描くことが重要です。例えば、「技術に強いエンジニア」「コミュニケーション能力が高い営業職」など、具体的に設定します。
地域の特定
次に、どこの地域から採用するのかを決めます。地元の学生をターゲットにするのか、全国から広く募集するのかによって、採用活動の方法やコストも変わってきます。東京の学生を地方で採用するのは至難の業です。地方は地方採用を行う方が、自社に合う良い人材を獲得できます。
告知方法の選定
リクナビやマイナビなどの求人サイトを活用するのはもちろん、SNSや企業のウェブサイトでの情報発信も効果的です。また、学校との連携やインターンシップ制度を活用することも検討してみてください。
企業の価値を伝える
最後に、御社で働く価値を明確に伝えることが重要です。企業のビジョンやミッション、提供する福利厚生やキャリアパスなど、求職者にとって魅力的な情報を積極的に発信しましょう。
私が知る限り、ここまで深く考えている社長様や人事担当者は多くはありません。多くの会社がターゲットを絞り切れていないのが現状です。
「採用できればそれでOK!」ではいけません。